和室のリフォーム工事

天井

和室の天井は木目の事がほとんどだと思います。

最近では木目のクロスを張る事もありますが

昔はラミ天という、ベニヤに木目を印刷した物を貼った建材が使われています。

このラミ天は軽くて施工性がいいのですが
なんせ軽い物なんで、天井の下地がほとんど入っていません。

また、このラミ天にクロスを直接張れないので(無理やり張る人もいますが)

クロス貼りにしようと思うと、一度落としてから

天井の下地を組み替えて、石膏ボードを貼った後

クロスを張ります。

なので、お施主様からすると、思った以上の大工事になります。

ラミ天を落とさずに、ラミ天の上からベニヤを貼ってクロスを貼るライトプランもありますが

下地が少ないままなので
クロスを貼ったあとにクロスが割れる可能性もあります。

なので、一番確実なのは
やはり一度天井を落としてから、下地から作り直す事をおすすめします。

今回も、大工さんが、しっかり303mmピッチで下地を10本以上組んでくれました。(ちなみにラミ天の下地は2本だけでした)

どんな工事でも、目に見えない下地が大切！

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