築80年古民家のリノベーション
畳を剥がして、その下に敷いてある通称『畳下』は通常廃棄されますが、
今回は捨てずに倉庫に持ち帰りました。

雪がちらつく寒い中、水とデッキブラシでジャブジャブと洗って
砂とホコリを落としてから、倉庫で乾燥。

そして今日、リニューアルするカフェの壁にアクセントとして張りました。
初めての試みで、一枚一枚厚みも違うし、幅も違うので
どーやって貼るのがいいか考えた結果、こんな感じになりました。

曲がりや反りもあったり、真っ直ぐではないから板と板の間に
隙間ができたり、コイツはなかなか曲者です。
廃材を再利用するといっても撤去から、運搬、水洗い、乾燥など
手間がかかるし
次貼る時は一枚一枚カットして、巾を揃えた方がいいのかなと思ったり。
そしたらまたさらに手がかかる。
かかる手間は施工費に反映させないといけないので、
『廃材なのにお高いのね』って思われそうですが、そこはみんなが
『いいな!』『かっこいい!』『自分の空間にも取り入れたい!』
と思ってもらえるような、張り方や使い方、デザインをもっと考えないと
いけないなと思いました。
廃材を使ってます!っていう自己満足にならず、それを抜きにしてもたくさんの人に
『いいね!』と思ってもらえる価値を提案していきたいと今回実際に取り組んでみて思いました。
頭では考えて、何となく理解はしてたけど、やっぱり実際にやってみて
感じることが大切!
なので今回はそんな経験が出来たことが1番大きな収穫でした!
ご協力頂いた大工さん!
ありがとうございました!
