事務所の工事

2020年9月に独立して以来
実家の６畳の部屋を借りて事務所として使わせてもらっていました。

そんな事務所も少しづつ手狭になり、お客様とお打ち合わせをする機会が増えて
新しい事務所を探していたところ、ウッドプロの社長にお声がけ頂き
倉庫の空いている部屋を事務所として使わせて頂くことになりました。

最初のステップとして考えていた事務所がまさかこんな形で叶うなんて本当に感謝です。

実家の一部屋から飛び出して、新しい事務所へ。
せっかくなので、自分の好きなようにリノベーションをさせて頂こうと思います。

大まかなところは専門の職人さんにお願いしましたが
クロスを剥いだり、窓枠を塗ったり、下地を入れたりは自分でやることにしました。
カウンターや家具の作成も、自分で図面を作って、自分で組み立ててみようと思います。
床の塩ビタイルも今回は自分で貼ってみます。

現場で作業しながら
「昔はこんな雑作業ばっかりしてたな～」
と懐かしく感じました。

簡単に見える作業にも
一つ一つ手順があって
目には見えない養生や隅出しが大事だったり。

自分が身をもって経験して得たものだからこそ
今の自分の基礎になっているなと改めて感じました。

設計図やデザインを考える際も
「どの材料でどうやって作るか」
「部材の納まり」
「素材」
「施工性や施工手順」
などと照らし合わせながら図面を書く事が
自分らしさ、自分の強みだと思っています。

この仕事は現場第一主義だと思っているので
そこをすっとばして設計やデザインをしている人にはあまり魅力を感じなくて
設計でも、現場監督でも現場臭のする人と仕事がしたいと思っています。

事務所も新しくなって
春から新しく仲間も増えますが
もちろんその方もバリバリの現場主義の方。

これからも
自分のスタイルを大切に
現場臭がプンプンする設計事務所も目指して頑張ります。