2023.05.05

アグリスタデザイン事務所

実家の一部屋から始まったアグリスタデザイン。


6帖という限られたスペースを最大限に利用して事務所として使っていましたが
荷物や資料も増え、何よりお客様とじっくり話すようなスペースもなく

そろそろ限界ということで、新しい事務所を探していたところ
知り合いの方に声をかけて頂き、新しい事務所が見つかりました。

もともと事務所として使っていたということで
家具や棚などがあり、大家さんのご厚意でそれらをそのまま使わせて頂くことになりました。
ただ、長年使われていたので内装もだいぶ傷んでいたので
せっかくなので自分好みに改装させて頂きました。

まずは事務所スペース。
天井と壁は黒のクロスを貼ってみました。
今まで何回かご提案させて頂いたことがるのですが
黒系のクロスは受け入れられないことが多かったです。

黒系のクロスは
古材などの色味や質感と相性がよく
照明の光や太陽の光が映えるので個人的には好きです。

また、壁が真っ白だと
クリーム色や薄いグレーの色褪せや汚れがより際立ちますが
黒のクロスだと、それも緩和してくます(そんな気がしてます)

デスクの上の棚ですが
既存の木製の棚を一度バラシて、再度組み替えたのちに
天井に固定しました。

もともとの棚板の幅が約23cmだったのですが
ファイルや大き目の書類を入れようと思うと若干奥行が足りないので
壁との間を5cmほどの隙間を開けて、設置しました。

その隙間にはラインテープ型のLEDを設置したのですが
黒いクロスなので、その光も綺麗に映えています。

事務スペースの横は打ち合わせスペースとなっています。

左面のグレーの壁は
使用済みのコーヒー豆を材料に使っているサイディングです。

天井と壁には土壁を使っています。
天然由来の素材のみで施工しているため
剥がして、再度塗ることもできるそうです。
もし、事務所を移転することになっても
この天井と壁の土を剥がして
新しい事務所に塗ってもらおうと思います。

また、そんな土壁をつかった技法の版築壁を
事務所入ってすぐの壁に施工して頂きました。

打ち合わせ用のテーブルは古材を繋ぎ合わせて作ってもらいました。
こちらの古材も使用済みの足場板をリメイクしたものです。

コーヒー豆を再利用して作ったサイディング
自然由来の土壁
足場板の天板

色々な素材の質感を感じて頂ける
サスティナブルな事務所になりました。

そして、せっかくなのでやってみようとチャレンジしたのがこちら。
壁と一体となる扉。

スガツネさんの特殊な金物を使用することによって
閉まっている時は、フラットになり壁に同化します。
開ける時は、扉をグっと押すと開く、まさに隠し扉です。

独立したときは資金もなく、先も全く見えない状況だったので
ひとまず実家の一部屋を借りてスタートしました。

そんな状況でも、いずれかは自分のオフィスを持ちたいなー
という思いがあったのですが
今回、素敵なご縁を頂いて叶えることができました。

新しいオフィスではお客様とゆっくりと打ち合わせできるスペースが出来たので
これから沢山の人達に来て頂けるような会社にしていきたいと思います。

・アグリスタデザイン事務所
・広島市西区
・着工 2023年2月
・竣工 2023年3月